|
|
|
|
幼稚園は、幼児の「心身の成長」を促し、子ども達相互の「ふれあい」を大切にした教育環境を整えることが、何よりも大切なことです。そして、幼児がいろいろな生活体験を積み重ねることができるよう、指導と援助を行い、「明るく伸び伸びした幼児の育成」を目指すことが私たちの教育目標です。 幼稚園集団生活の中で、幼児期の「躾」を充分に行い、情緒の安定を図り、そして将来の社会の担い手となるよう、自主性と協調性をもった豊かな「個性の創造」を育むことに努力研鑽に努めます。
「幼児の心身の成長発達を助長し、明るく伸び伸びとした集団生活を行う。」 |
|
子ども達の生活現実を深くとらえ、その発達段階を明らかにし、豊かな「建学の精神」を具体的な幼稚園運営、幼稚園環境の中に具現化していくことこそ、重要な課題であると信じるところです。 私立幼稚園教育運営の基本は、幼児一人一人が幼稚園生活の主人公として自ら課題をもって自発的に遊びや活動に取り組むことの出来る環境を整えることにあることは言うまでもありません。また、環境とは、物理的環境のみならず、人間としての営みを含んだ環境であり、この環境は幼児にとって極めて大切な分野であります。
幼稚園運営の在り方は、教育計画の実践とそして保護者(集団)と共に地域の子育ての力を蓄積し、人間相互の関係をつくることを目指し、それを課題とすることです。
|
|
そして、子どもの成長を願い、その発達を伸ばそうと努力し、豊かな教育をくりひろげ、人間性の根源を教育する専門機関であるという認識のもと、幼児期は、まず「根」をしっかり育て「幹」を育てて行くべきが本来の成長であると考えるところです。
|
|
昔は、親に限らず「しつけ」が成されていたと言い、今はなかなか難しい「躾」となっている現状にあります。社会全体の価値観が安定していた頃と比べ、今は、価値観の安定は、さまざまな観点の上に成り立っています。これは、躾そのものを不安定にする材料でもあると思われます。昔は、躾の基準と目標が明確であり、親も迷うことなくまた自信をもって子どもに対応していました。今は、価値観が多様化し、親が受けた躾をそのまま自分の子どもに躾として指導することが難しくなっている現状です。 ある面では自信を失い、子どもの躾について「たてまえとほんね」を使いわけているようでもあります。また、このことを親の責任的な範囲とされても処理の困難な問題であるとも思えます。
|
自主性の中の「自発性」。この自発性について幼稚園では、「子どもが自分で考えて行動する」「自分で考えて遊びを選び出し、他人に頼らず活動する」「生き生きと遊ぶ」これらの力をより育むことが、自発性の出発点であると信じるところです。それには、自由と空間(環境)を整え、決して自由が放任とならないように心掛け、自由を与えた責任を自覚して幼稚園運営を実践していきたいと考えています。
|
|
一般的に「社会性」は、幼稚園では「いかに自立でき、仲間と遊び、そしてルールを守り活動ができるか」という観点になります。このことは、集団生活の適応性として考えられますが、もう少し大きく捉え「その過程をみつめながら育てていく」という姿勢を指導の基盤としたいものです。それは、その過程で、「一人の子どもを見落とさない」「その子どもを大切にし、認める状況を生み出す」ということであります。 社会性は、「幼稚園の管理し易い幼児集団づくり」と
|
生活環境、幼稚園環境の中で「体力と運動能力」という大切な分野があります。幼児期に大切な基礎的な運動能力の習得が、 家庭でも地域でも幼稚園でも行われれば理想でありますが、さまざまな事情からそうはいかない現実があります。幼児は、日常的な遊びのなかから、これらの基礎的運動能力「走る、投げる、跳ぶ」を繰り返し成長していくものであるから、この環境には充分に留意し、単に身体の問題でなく、生活する力の基盤として「心と身体の生活力」として育みたいと考えます。
|
幼稚園教育の歴史を振り返ると従来の「伝統の教育」が、形を現します。 開園にあたり、その歴史はありませんが、一方では「古い魂」即ち、「古い心の中から、新しい風俗が生まれ育つ」ということを教育基盤のなかに組み入れたいものです。それは、決して伝統を形式化、固定化しようとするものではなく、「伝統を心に通じて育む」ということと認識するものです。
|
|
華やかではないが、堅実な幼児教育を実践し、継続を土台に不滅の愛情をもって幼稚園教育を推進していくことが責務と認識するものであります。 地域社会はもとより、これからの日本の社会が、さらに世界の情勢が移り変わり、さまざまな変化も伴ってくると予測されます。
|
|